うわのそらトップ

 

 

あらゆるコトが便利になり、モノがあふれる時代。それなのに、いや、そのせいかどこか閉塞感を感じるのは私だけでしょうか。

そんな生活の中で小さな幸せに気づけることは
あなたの人生をとても豊かなものにするかもしれません。

今日はそんなお話。

 

 

今回、取材させていただいたのは兵庫県三田市の青野ダムから目と鼻の先
うわのそら様です。

うわのそら看板

今回、取材をさせていただいて
こんな素敵なお店と、懐の深い店主様との出会いに感謝です。
インタビューではとてもためになる話をお聞きすることができ
私達もいろんな物事と向き合って考える、いい機会になりました。

今回そんな素敵お店のごく一部を紹介させて頂きます。

うわのそらトップ

うわのそら店舗正面

自然豊かなこの土地にばっちり馴染む店舗は平屋建てで落ち着いた佇まいです。

うわのそら内装

うわのそらさんの店内

白と木を基調とした温かみのある雰囲気の店内には、多くの作品が並びます。

 

【写真ギャラリー】

うわのそらがセレクトした陶器、ガラス、木、布製品などの作品が並びます。
「毎日使うものだからお気に入りの器でたべてほしい、そんな想いから飽きのこないものだけを集めた」と。

うわのそらさんのお庭

うわのそらさんのお庭

うわのそらさんのお庭

うわのそらの庭は、とても大事な部分であり切っても切り離すことのできないエリア。
今回そのお庭で店主様にお話をお伺いしました。

店主さまの思い

うわのそら様インタヴュー
kizuqスタッフ
自然の豊かなロケーションにぴったり合った暖かく優しいお店ですね。この土地を選ばれたきっかけってあるんですか?
うわのそら店主 勝田さん
はずみですね(笑)
kizuqスタッフ
はずみですか!?(笑)
うわのそら店主 勝田さん
いや、ほんまですよ。空見て、湖見て、3ヶ月後には住んでました。
kizuqスタッフ
行動力ありますね!このあたりはやっぱり寒いですし、薪ストーブいいですよね。
うわのそら店主 勝田さん
暖かさが違いますね。薪も自分たちで切り出してます。商売柄、人との繋がりが多いので、そういう現場で木から切り倒して薪にしたりだとか。冬は薪割り、この時期は草むしりとかしてますね。
kizuqスタッフ
自然と共に生きているという感じですね。
ギャラリーにはたくさんの作家さんの作品が並びますが、それも店主様の繋がりですか?
うわのそら店主 勝田さん
そうですね。紹介もありますし自分たちで個展にお伺いすることもあります。入れ替わり立ち替わりで全国から約30名の作品を展示しています。
kizuqスタッフ
その中でも器の作品がおおいですね。やはり店主様は食に対して強い思いがあるんですか?
うわのそら店主 勝田さん
食べることって誰しも毎日、基本的に3回あるじゃないですか。そのなかで好きな器で食べたほうがなお、おいしいし、ちっちゃな幸せの積み重ねかなって思うんですよ。別に100均の器が悪いわけじゃないですが、自分が気に入って買った器で食べたほうが、なんか心のゆとりが違うじゃないですか。お客さんにも、そんなことを感じてもらえたらなとずっとやってますけどね。
kizuqスタッフ
小さな幸せの積み重ねですか。この土地で20年以上お店を経営しているのも、店主様の思いの積み重ねですね。
どんな20年でしたか?
うわのそら店主 勝田さん
初めの10年はとにかくがむしゃらにやってきました。そしてこの10年は基礎として安定するようにと。これからはやりたい事をつきつめてみようかと思っています。
このお店の増築や庭造りは全部自分でやってるんですよ。20年かけて少しずつ変化していってます。自分が飽きるということはお客さんも飽きますし、常に変化がある店で在りたいと思ってます。これで終わり、なんてないじゃないですか。それをお客さんに楽しんでもらえたらなと思います。
薪割りをしたり、庭や店舗の手入れをしたり、そういうモノをひっくるめてのここのお店だと思っているので。そういったライフスタイルに共感してくれる人もきっといるだろうし、自分たちが実践しながらお店をやっていけるのが一番かなと思いますね。お店を大きくしたかったら街なか行ったらいいですし、お金ってキリがないじゃないですか。
kizuqスタッフ
深いですね。考えさせられます。
うわのそら店主 勝田さん
こういう所(お庭)でゆっくりお茶を飲んで話したりだとか、そういうちっちゃな幸せの積み重ねで、大きい満足になるのかなって。何気ないことを「あ、いいな」って思える人で在りたいし。忙しい日々のなかでは、できそうでできないからね。そういうことって生活でいっぱいあるじゃないですか。それがなによりも、この時代で贅沢なことだと思いながらやってます。
kizuqスタッフ
生活に追われて心の余裕がもてなくなりがちですもんね。とても考える機会になりました。本日はお話をお聞かせいただきありがとうございました。私も余裕がなくなったりした時にうわのそらでゆっくりコーヒーをいただきに来ます。

 

 

さいごに

食事ってこだわりだすとキリがないですが、忙しい生活のなかで
ないがしろになりガチですよね。
お気に入りの器で食事をするということは
手間もお金もかかります。
ですが、そういった振る舞いの変化が
心の余裕や生活の質にも繋がるように感じました。

今回、取材させていただいた
うわのそら様

物凄いスピードで時代が変化し、忙しく過ぎていく日々の中で「うわのそら」はそんな時代を気にも留めず、むしろ、人の感覚とか感性とか別に変っちゃってもいいじゃない、と包みこんでくれる優しさを感じました。
私たちは本当に恵まれた時代に生きている、なのにたまに感じる
この息苦しさをあなたも感じたなら
一度うわのそらでコーヒーでも飲んで
帰り道に空を見上げてみてほしいです。
きっと忘れていた事、大事な事を思い出させてくれるでしょう。

 

from kizuq

 

Infomation
店舗名うわのそら
住所兵庫県三田市末1891-27
営業時間 【二部制】一部11:00〜13:00 二部13:00〜15:00 定休日 月曜日・火曜日
お電話番号079-567-3556
公式HP http://www.uwanosora.info/

※現在、うわのそら様のランチタイムは二部制となっております。
ランチは要予約ですのでお電話にてご予約ください。