預けて安心!病児保育室「わくキッズケア」(6ヶ月~小学6年生まで)【道場南口駅前】

働くお母さん達にとって、一番に気がかりなのは「子どもが病気になった時」の事。

特に幼稚園・保育園に通う幼少期は病気になることが多く、仕事をお休みしなくてはいけない。
仕方のない事と思う反面、会社にも迷惑をかけることを心苦しく思ってしまう。

自身も子どもが幼少期の頃、そんな悩みを抱える一人でした。

そんな時にかかりつけの小児科「わくこどもクリニック」で目にした「病児保育室わくキッズケア」の案内。

始めは、熱がでている子どもを預ける事に抵抗を感じていた私ですが、登録だけでも先に済ませておけば、もしもの時に預ける事ができる。そう感じて登録だけは済ませておきました。

そんなある時、元気なのに熱がある事で保育園に行けない日々が続き、ついにどうしても仕事を休めない日が。。。思い切って「わくキッズケア」に預ける事にしました。それでも日中「泣いてないかな?」とドキドキが止まらず、罪悪感を感じながら仕事をしていたのを覚えています。

そんな私の心配をよそに、お迎えに行った時に子どもが一言「明日もここにきたい!」と楽しそうに言う姿をみて、ホッとして笑ってしまいました。

そして感じた事。
もっと事前に「ちゃんと」知っておけばよかった。。。

頑張るお母さん達の「もしもの時」に頼れる場所として、「ちゃんと」知って安心して預けてほしい!そんな想いで「わくキッズケア」さんに取材に伺いました。

病児保育室「わくキッズケア」

神戸市の病児・病後児保育事業の委託を受け、わくこどもクリニック(道場南口駅前)が運営する病児保育室です。小児科クリニックに併設し医師、看護師、保育士が連携して病児をお預かりしてくださいます。

病児保育室の設備

病児保育室内にはお部屋が複数あります。病気の種類や症状にあわせて保育室を別にして過ごすため安心です。 他のお子さんの病気に感染しないよう、予防されています。

interview「和久院長の想い」

2015年9月1日「わくこどもクリニック」を開業。働きながら子育てをしているスタッフや自身の妻など、子どもが病気の時に困っている母親たちの姿を目の当たりにしてきました。困っているお母さん達を助けたい!自院で病児保育の施設があれば、スタッフのサポートはもちろん、なにより社会貢献できるという想いが強くなり、2019年「わくキッズケア」を開室しました。

子どもが一番しんどい時はママを必要としているので、大変な時は仕事を休めるという社会的なサポートが必要。それでもどうしても仕事を休めない時や、元気になってきたのに保育園や学校にはいけず、長く休むと仕事に影響がでてしまう、、、と困っているお母さん、お父さんが多いと思います。そういった時にも利用してほしいです。

病気の子を預ける事に不安を抱かれる方が多いですが、保育と病気をみるプロが揃っているので、家で単独でみるより安心なんですよ!

職員の定期的なPCR検査はもちろんのこと、利用者様のPCR検査や問診、診察をしっかりしてからお預かりするなど感染対策には充分に気をつけているので、安心して利用していただきたいです。

わくキッズケアでは1日の様子を保育記録に残し、お迎えに来られた保護者さん達にお渡ししています。そこには「このような体調変化や兆候がみられたので、このように対処しました」など、病気の時の対処術も記載しているので家庭での看護に役立ててもらいたいと思っています。

ただ、預けるだけではなく、何か学べる機会として使ってもらえたら嬉しいです。


「3周年ですよ」とやさしい笑顔の和久院長

interview「頼れる保育士さん」

毎日が4月の新入園の時期のよう。お母さんと離れる時はお子さん達、必ず泣くんです。

でも、お母さんからお聞きした好きなキャラクターや好きな物を参考にして、おもちゃや絵本で、できるだけゆっくり楽しく過ごせるように工夫しています。

お父さんお母さんが情報をくださることで、それを共有して準備・対応ができる。何度か利用いただいている方は、お名前を聞いただけで、「〇〇ちゃんはプリンセス系が好きだから、その塗り絵やDVDなんかも用意しておこうかな」とか、そういった事を積み重ねています。

お迎えに来られた保護者さんたちの「助かりました!」という声を聞くと嬉しくなるんです。そして預ける前はカサカサだったお肌が帰る時にはキレイになってる!!とビックリされる事もよくあります。お母さん、お父さんたちに役立ててもらおうと、お薬の塗り方やお薬の飲ませ方なども保育記録に記載してお渡ししたり、お迎えの時にご説明しています。

また、お昼を食べる時間や、お昼寝の時間も一人ひとりのペースに合わせています。とにかくお子さんが無理なく過ごせるよう努力しています。

規定では1人の保育士に対してお子さんを3人迄預かる事が可能です。でも、実際のところ、スタッフ1人で3人を担当するという勤務シフトはとりません。ここでは保育士をはじめ、保育補助も含めて常時3~4人のスタッフがいます。診察の合間に来られる院長先生や看護師を含めると一番多い時間は5人位で3~4人のお子さんを見ているという形になることもあるんですよ!

interview「預けることへの後ろめたさを取り除きたい!」

3周年を迎えて、経験、勉強も積み上げてきたものがたくさんあります。医療事務の経験者や、障がい者の施設で働いた経験があるスタッフ、ベテラン保育士など、たまたまですが多彩なスタッフが揃っているんです。
皆の知識を共有しながら、それを日々活かしています。「もしもの時」は安心して預けてもらえる環境が整っています。

なにより「預けることに対して後ろめたい気持ちを取り除きたい」とスタッフは考えています。
昔だったら、もしもの時は隣のおばちゃんに預ける事ができた。そういったコミュニティーが身近にあったんです。

ただ今の時代では難しくなってきている。預けようとした時「そこまでして仕事にいく必要あるの?」と言われ、それがつらくなって。。。という声も聞いた事があります。

もっと気軽に「隣のおばちゃんに預けるような感覚」で来てもらえたらと思っています。ここがそんな場所になれたらと。
実際、繰り返しご利用いただいている方とは、そんな関係が築けてきているという感覚もこれまでの3年の積み重ねの中でうまれてきました。

さいごに

「病児保育室」は、小学6年生まで預かってもらえること。

わくキッズケアの前にいるパンダの顔にホクロがついていること。
※和久院長のホクロと同じ場所にあるそうです(*^^*)

利用した私でも知らない事が沢山ありました。

わくキッズケアでは、Instagramでお子さん達や保育室内の様子などを紹介されています!
「もしもの時」のために、一度覗いてみては。

わくキッズケア
住所
神戸市北区道場町日下部1835
電話番号
078-951-5050
関連リンク
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※チラシのデザイン転用不可