子どものはじめての習い事に!親子の絆が深まるリトミック教室『きのうた』

きのうたアイキャッチ

子どものはじめての習い事、何をさせようかな?

まだ年齢が小さい未就園児向けの習い事も、今はたくさんある時代ですね。

その中でどれを選ぼうか、いつ頃始めようかと、色々迷ってしまうこともあると思います。

赤ちゃんから始められる習い事の中でも、「心と体と知能を育む」として今注目されているのが、リトミックです!

今回は、ゆりのき台でリトミック教室をされている『きのうた』さんのクラスにお邪魔してきましたよ♪

『きのうた』さんでのレッスンの模様や、子ども達・ママ達にどんな効果や影響があるのかをご紹介します。

リトミックとは?

リトミックと聞くと、音楽に合わせて歌ったり体を動かしたり、というイメージですね。

実際は何をを狙いとして、レッスンではどのようなことををするのでしょうか?

そもそもリトミックとは?音楽を使って子どもたちの身体・心・知能を育むプログラムのこと。

音楽的な能力を養うだけでなく、想像力や創造性、注意力、集中力、思考力など、生きていく上で必要な力も引き出すことを目的とする。

子どもたちの潜在能力を育むことに重きを置いており、「総合的な人間教育」としての役割を持つ。

将来、音楽の道に進むか否かに関わらず、子ども達の生きる力を育てていくんですね。

音楽的な知識や技術の習得だけが目的ではなく、全ての子ども達に開かれた習い事だという事が分かります。

それでは、リトミック教室では一体どんなことをするのでしょうか?

実は、これといった決まりはなく、教室によって内容は様々だそうです。

今回取材させて頂いた『きのうた』さんでは、どのようなレッスンをされているのでしょうか?

ご紹介していきますね♪

『きのうた』のリトミックではどんなことをするの?

今回見学させて頂いたのは、2歳児さんが集まるクラス。

6組の親子で楽しんでおられました。

先生のピアノに合わせて広いホールをぐるぐる回ります。

ピアノが止まると、動きもピタッ!っと止まり、そしてまた演奏が始まるとぐるぐる回りだす…

音に合わせて動くという事は、耳を澄ませて「音をよく聞く」という練習になるそうです。

レッスンの間にはたくさんの小道具が登場します。

使う小道具は、輪っかや布など、シンプルなものばかり。

ただの輪っかが、車になったり林檎になったり…子ども達は想像力をたっぷり使い、その中に楽しみを見つけます。

ウッドブロックやハンドベルなどの楽器も、少し触って音を鳴らしたりしていました。

音を鳴らすという楽しみももちろん味わえますが、同時に楽器は優しく扱うこと、次のお友達に「どうぞ」と渡してあげることも、徐々に身についてくるそうです。

絵本の時間には、驚くほどの集中力を見せてくれましたよ!

さっきまで走り回っていた子ども達が、一言もしゃべらず座って真剣にお話を聞いていました。

2歳児にはありえない光景です。笑

先生によると、「最初はこんなんじゃなかったよー!みんな走り回ってたから(笑)」という事ですが、1年間かけてだんだんと座って聞けるようになったそうです。

身体を動かすだけでなく、静かに見たり聞いたりする集中力も養われるのですね!

きのうたのレッスンは50分間。

小さな子どもにとっては、長いのでは?と思っていましたが、最後まで飽きさせない工夫がたくさん詰まっていました!

レッスンの間、先生はピアノを弾いたり歌ったり、一緒に踊ったり走ったりと大忙し!

子ども達には伸び伸びと自由に動いてもらい、ひとりひとりのペースに寄り添いながら進めておられるのが印象的でした。

『きのうた』で大切にしていること

リトミック教室は今人気の習い事ということもあり、三田市内にもいくつか教室があります。

『きのうた』で特に大切にされていることは、どんなことなのでしょうか?

講師の先生方に聞いたみました!

生の音楽を聴きながらのレッスン

『きのうた』さんでは、音源は使わず、先生が生で演奏するピアノに合わせてレッスンします。

もちろん生の音を聴いてもらいたいというのもありますが、子ども達の様子を見ながら、子ども達のペースで進められるというメリットがあるそうです。

子ども達の発言や動きから発展させていきたい!という想いから、生演奏にこだわりをもってレッスンされています。

自由に!伸び伸びと!みんなが正解

「子ども達は、〈させられる〉のが大嫌いなんですよ。」と教えてくれたのは、講師であり『きのうた』代表の太期えりか先生です。

クラスのプログラムはしっかりと組まれていますが、その日その時にどう進めていくかは、子ども達の反応次第だそうです。

「これをしましょう」ではなく、「今日はこんなことをしてみようか♪」「嫌だったらしなくていいよ」というスタンスで終始子ども達と向き合っておられます。

伸び伸びと自由にさせてもらえる子ども達は本当に楽しそうでした!

ママ達にお聞きすると、他のリトミック教室に比べ、子ども達の自由度が高いことが『きのうた』さんを選んだ理由ということです。

ただ、子ども達に自由を与えながらも、リトミックの要素をしっかり盛り込んでいくのは、とても難しそうですよね。

好きなように遊ぶだけなら、お月謝払いたくないですもんね。笑

しかしそこは、音楽に精通しているだけでなく、保育士としての豊富な経験を持つ講師陣

子ども達の興味を惹きながら、抜群のチームワークで、内容豊かな50分間のレッスンが行われます。

ママと子どもの濃密な時間を過ごしてもらう

ママ達にリトミックを始めた理由をお聞きして一番多かったのは、子どもとしっかり向き合って触れ合う時間が持てるから、ということ。

家にいると、どうしても家事に気を取られてしまい、子どもと1対1で真剣に遊ぶ時間を確保するのは、意外と難しいものです。

『きのうた』さんでは、ママ達にも我が子とたくさん触れ合うことで癒されてほしいという想いから、積極的に参加してもらうそうです。

始めはどうのように参加していいか分からなかったママ達も、だんだんと動きや声掛けの仕方が変わってきたのだそうですよ!

『きのうた』さんで体験した親子のスキンシップが、家で過ごすときでも子どもとの遊び方、関わり方のヒントとなり、子育てが少し豊かになることが望みということです。

未就園の頃は、子どもと24時間ずっと一緒…我が子はもちろん可愛いけれど、子育てにストレスは付き物ですよね。

そんな時にも、ママにとってリフレッシュできる時間になれば嬉しい!とのことです。

子どもと一緒にめいっぱい身体を動かせば、家の中でたまったストレスも発散できますね!

そして改めて子どもの成長や、可愛さを再発見できるかもしれません。

音楽的技術を身に付けるためだけのリトミック教室ではないからこそ、こうしたスキンシップにたっぷりと時間を使えるのですね。

『きのうた』のリトミックで得られる3つのこと

『きのうた』さんでリトミックを体験することで、音楽に関すること、そうでないことに関わらず、何か一つでも将来の糧になれば…というのが先生方の願いです。

伸び伸びと楽しめるリトミック教室『きのうた』さんですが、教室に通うことでどのようなことが身についていくのでしょうか。

先生方にお聞きしました!

感覚で音楽が身につく!

リトミックは家で練習してくる必要はなく、教室に来て、感覚で音楽が身についていくものだそうです。

小さな子たちは、感覚を研ぎ澄ませて、楽しみながら遊びで取り入れるのがとても上手ということなので、幼少期のはじめての習い事にはピッタリですね!

頭ではなく感覚で身に付けておくことで、もう少し大きくなって音楽を習うときには、自然と理解できるそうですよ。

聴く能力が身につく!

音をよく聴いて表現するということを繰り返すことで、とてもいい耳が育つそうです。

音にあふれているこの世界で、一点集中して「この音を聴く」ということができるのはすごい能力ですよね。

将来、幼稚園や学校に行ったときに、「人のお話をちゃんと聞く」ということにつながっていくのだそうです。

自己肯定感が高まる!

「クマさんになってみよう!」という先生の声掛けに、様々な表現を見せてくれる子ども達。

大きくなって歩くクマ、ゆっくり歩くクマ、4本足で歩くクマ…そのどれもを、先生方は「いいね!」と認めてくれます。

どんな表現も間違いはなく、自分のすることを全肯定してもらえるという体験が、そこにはありました。

あなたはあなたの表現でいい、と幼少期に認めてもらえることで、大きくなっても「私は私のままでいいんだ」と思えるようになってほしい、自己肯定感を高めていってほしいという想いがあるそうです。

先生方の想い

「コロナ禍で、家の中でずーっと子どもと一緒のママ達は、きっとしんどい思いをしている。そんなママ達がホッとできる、逃げ場でいたい。教室に来ておしゃべりしたら気晴らしになるし、コミュニティ作りになれば嬉しい。」

先生方がお話してくれた中に何度も出てきたのは、ママ達への想いです。

3人の先生方は、絶賛子育て中!

だからこそ分かる、ママ達の気持ち、ママ達の辛さがあると思います。

『きのうた』さんがリトミック教室としてだけではなく、ママ達にとって、癒しと憩いの場になってるのですね。

インタビューの最後には、「一番かわいい時期の子ども達と、こんなにたくさん触れ合えて幸せです!一人でも来てくれる子どもがいる限り、続けていきたいです。」とお話してくれました。

『きのうた』教室情報

現在ゆりのき台コミュニティハウス、淡路風車の丘(テクノパーク)にてレッスンをされていますが、2022年度からはゆりのき台コミュニティハウスでのみの開催となるそうです。

ゆりのき台コミュニティハウスへのアクセスはこちら。

さらに!0歳から参加できるベビークラスも始まるそうですよ!

また、えりか先生のご自宅にてピアノ教室もされています

リトミックで音楽が大好きになったら、今度はピアノを教えてもらうのもいいかもしれませんね♪

どのクラスも、現在生徒さんを募集中!!

来年度のクラス開講に向け、無料体験レッスンがあるそうですよ!

●3月9日(水)…1,2歳児さん向けクラス

●4月20日(水)、27日(水)…ベビークラス

ご興味のある方は一度お問い合わせしてみてくださいね。

募集要項などはHPをチェックしてください♪

開催場所ゆりのき台コミュニティハウス
〒669-1324兵庫県三田市ゆりのき台5丁目36
お問い合わせ

kinoutararara@gmail.com

HPピアノ・リトミック教室きのうた
Instagramkinoutararara

おわりに

『きのうた』さんのレッスンでは、伸び伸びと音や動きを楽しむ子ども達、そして子ども達と一緒に楽しむママ達の姿が見られました。

ママが集中して子どもと向き合うことができ、子どもと濃密な時間を過ごすことができることに、とても大きな価値を感じました。

『きのうた』さんのリトミックは、単なる習い事ではなく、親子の絆を深めるための大切な時間なのですね…♡

レッスンが終わった後、子ども達もママ達も本当に幸せそうな笑顔で「またね~」と帰って行かれるのが印象的でした。

あっという間に過ぎ去っていく幼少期、『きのうた』さんで親子の温かい時間を過ごしませんか♪