廃墟×カフェ!?気になる『廃墟カフェ ルーインズ』に行ってきました!【三田市・四ツ辻】

ルーインズ

三田市に廃墟カフェなるものがあるのをご存じですか?

廃墟と聞くと、ボロボロに朽ちた建物で、幽霊が出そうな不気味なイメージ…ですよね?

そんな廃虚とカフェを掛け合わせたお店って一体なんなの!?ということで、『廃墟カフェRUINS(ルーインズ)』さんに実際にお邪魔してきました!

廃墟カフェがどんなお店なのか、そして「幻」と名のつくタマゴサンドをご紹介します!

元の建物を活かしたリノベーションでおしゃれカフェに!?

廃墟カフェという名前を聞いただけで、どんなところなんだろう?というワクワク感がありますよね!

お店の外観は期待を裏切りませんでした!まさに廃墟です!!

ruinzu

近くで見れば見るほど廃墟です…存在を知らなかったら、まさかカフェだとは思いもしませんよね。

ruinzu

昭和20年代に建てられた建物だそうで…築70年ほどでしょうか?

以前は病院として使われていたこの建物。

無医村だったこの地域に行政主導で誘致され、昭和44年まで「大久保医院」として長く地域に根ざしていたそうです。

病院が廃院になってからは長らく放置されていたようですが、そんな廃墟がまさかカフェに生まれ変わろうとは!

一体どんなお店になっているのか楽しみです♪

正面の入口は使われておらず、お店の入口は正面から見て左側です。

入口前にメニューの看板があります。

中に入ってみると…まずはかわいい「RUINS」の文字がお出迎え。

お店の中は広々していますね。大きなソファとテーブルが配置され、席の間隔もゆったりとしています。

お席はこんな感じ。レトロなソファがまたいいですね~。

廃虚と違和感なくマッチしつつも、おしゃれ感を出していて絶妙な組み合わせ!

このコルクのような壁、とっても素敵だな~と思ったのですが、下地構造材というものを使われているそうで、本来は表に出す素材ではないようです。

でもこの梁や下地をあえてそのまま見せてデザインとして活用することで、素朴さとモダンな雰囲気が出ていますよね。

天井もとても高いので、より広く感じられます。

ふわふわでくつろげそうなソファ席も!長居してしまいそう(笑)

え、王様の椅子!?(笑)

高貴な気分に浸りたい方はこちらのお席にどうぞ(笑)

オープンキッチンには「診察室」や「調剤室」の文字が!

ところどころに以前の建物の大切な一部を残していて、元の建物を活かしたリノベーションをされているのがわかります。

本当に廃墟だった当初、床は腐って抜け落ちている状態だったらしく、全て張り替えているそうですが、まるで以前からこの床だったように馴染んでいますね。

廃墟だけが売りじゃない!幻のタマゴサンドがおいしい!

廃墟カフェに行ったらぜひ食べていただきたいのが、「幻のタマゴサンド」です。

見た目からしてインパクト大!ボリュームがすごいです!

タマゴの厚みがすごいんです!!でも食べてみるとタマゴもパンもふわっふわ♪

おいしいのはもちろんのこと、とっても優しいお味でどんどん手が伸びてしまう~~!

タマゴはぷるぷる、パンもふんわりしっとりきめ細かくて、さすが幻のタマゴサンド…!

デザートには母子抹茶チーズケーキをいただきました。

三田市の給食でも出ることのある母子茶ですが、この母子茶を使ったスイーツを出しているお店は少ないのでは?

こちらのチーズケーキ、ホロホロとした口溶けに、すっと爽やかな後味で全くしつこくないお味!

母子茶もしっかりと感じられて、甘すぎない大人のチーズケーキです♪

母子茶とは?
兵庫県三田市の北部、標高500mの山間にある母子地区は、傾斜地が多く、また昼夜の寒暖差が大きいためお茶の栽培に最適な土地です。
約600年前に永澤寺が開かれ、そこの僧が中国から伝えたお茶が「母子茶」の始まりと言われています。

コーヒーは大きなマグカップにたっぷりと入っていました。

コーヒーの温度や量、豆や淹れ方など非常にこだわっておられるようですよ。

お家ではなかなかここまでこだわった一杯はいれられませんよね!

この空間でぜひ至高の一杯を味わってみてください♪

廃墟カフェ ルーインズへのアクセス

176号線沿い、四ツ辻郵便局のすぐ隣にあります。

駐車場はお店の入口横ではなく、郵便局との間の道を入ったお店の裏手にありますので、お間違えなく。

詳しい場所はこちら↓

住所三田市四ツ辻620-5
営業時間11:00〜17:00
夜営業18:00〜22:00完全予約制
定休日木曜日
Instagramcafe_ruins

まとめ

カフェになる前は、床も穴だらけ天井も抜け落ち、ところどころ青空が見えていたほどの廃虚だったというこの建物。

カフェが出来上がるまでも、所有者の方を探し出すところから始まり、市や保健所とのやり取りなど、大変な苦労と時間をかけて完成されたそうです。

外側は廃虚として残しつつもしっかりと補強し、内装も元の建物を活かしつつオシャレに仕上がっていて、まさに「廃墟カフェ」として生まれ変わっていますよね!

たくさんのこだわりが詰まった『廃墟カフェルーインズ』ぜひ訪れてみてください♪