三田市で古民家を再生。
学生の活動拠点をつくり、学生支援や地域貢献を行っている「スタジオ MOVE DOOR」。
代表の諸富陵さん(23歳)の熱い想いに動かされ、たくさんの人が彼らの活動に参加、応援しています。その魅力について伺ってきました。

◆プロフィール
諸富稜(もろとみりょう)さん/23歳
スタジオ MOVE DOOR 代表(広報PR事業)
・こみんか学生拠点 会長(学生の活動支援)
・元三田市地域再生協働員
・さんだ市民祭り検討委員
・三田市観光ビジョン委員

学生時代に三田市で、農業体験事業・地域情報誌制作・ローカルイベントの企画運営を経験。
大学3年生で、「広報PRで事業成長を実現する」をミッションに、同級生5人と学生起業、スタジオMOVEDOORを開始。

スタジオMOVE DOORの活動

三田市で広報PR事業を起業。企業や行政の広報PR・ブランド戦略を考え、実現する仕事です。
また、動画やデザイン、WEBサイト、広告制作も行っています。同時に、三田市への地域貢献にも力を入れています。

【動画の制作事例】
①関西学院大学(キャンパスツアー動画)
②株式会社由利
③スエヒロ本店

【WEBサイトの事例】
①関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス
②関西学院大学 神戸三田キャンパス
③株式会社丸優 三田屋総本家

広報PR事業について

宣伝集客、人材採用、ブランド力の向上、この3つの悩みと課題を解決に導きます。
制作物を売る制作会社や、広告枠を売る広告代理店とは異なり、広報PRのトータルプロデュースを強みに、成功と変化を売る広報PR会社です
課題発見と広報戦略構築から、革新的なデザインや映像制作、そして顧客へ届ける広告まで、一貫して、全ての責任を担います。全て任せられるため、依頼も簡単。競合他社や市場、ターゲットの分析を行い、オーダーメイドの広報PR戦略と、年間スケジュールを提案します。広報戦略を持ったデザインや映像は、その活用方法も明確です。一貫したコンセプトで仕上がり、ブランド力の向上にも繋がります。顧客のビジョンや課題を理解し、結果に責任を持つため、広告予算が無駄になりません。

古民家との出会い

2019年末 卒業後に自分たちの居場所、拠点とする場所を見つけようと考え始めた。
三田で企業するなら、普通のオフィスビルではなく、ローカルならではのオフィスでありたい。
周りから観て面白いなと思われる戦い方をしたいと考え三田らしく「ローカルで古民家のオフィス」と決めました。

地域の住民の方に直接聞き、表にでていない物件も案内してもらうなど、三田じゅうの古民家を探し周っていました。
そんな中、築100年以上のこの古民家を紹介していただきました。
古民家のオーナーさんが「できれば地域のため、若い子のために使ってほしい」と言葉を残し、お亡くなりになったところでした。

当時、地域を盛り上げようと活動していた僕のところに学生時代から地域活動を通して繋がりがあった、市役所の人を通してお話をいただきました。

オーナーさんの想いを受け継ぎ、10年以上空き家だった古民家を、住民や学生と協力して、改修・再生。2階をオフィス、1階を学生拠点として運営・管理しています。

after

地域貢献について

以前は、三田市地域再生協働員、三田市観光ビジョン委員、三田まつり検討委員、さんだ生涯学習カレッジの講師、三田学園中学校の講演会などを務めました。若者の立場から、行政に意見やアイデアを伝えてきました。
次に、地域の学生を支援する、「こみんか学生拠点」という団体を設立しました。三田で活動する学生に、活動場所・繋がり・学び・楽しさを提供することで活動を支援しています。

学生拠点とは

多くの学生が自習や会議をしていて、学生同士や社会人との交流の場にもなっています。
学生による様々なイベントや催しも行われます。また、学校生活や進路の相談、起業相談にも対応しています。相談の内容に応じて、私やメンバーが支援、さらに、学生の悩みに応えられる、適切な社会人を見つけて、学生と繋げてあげる役割も担っています。

 


最近では、企画のアイデア会議を通して、学生が三田で活動する新たな機会をつくっています。
以前に開催した企画、学生拠点未来会議では計8回で合計150人以上の住民と学生が交流を深めました。さらに、300を超える企画のアイデアが生まれました。
今後も、学生と地域住民の関係性が深まる機会をつくります。

普通のサークルのように参加する側ではなく、イベントの企画、古民家の運営等、裏方、作る側を体験できて「面白い!」と感じたと話す、学生拠点代表の藤原拓海さん(関西学院大学3年生)。
「学生がキャンパスの外で出会える場所をつくりたい」という諸富さんのビジョンにすごく共感した。今後は「出会える場所」としてだけではなく、ここから学生生活を変化させられるような、そんな場所にしていきたいですと、目を輝かせて話した。

学生拠点設立の目的

1つ目はまちに訪れる学生を増やし、まち中に賑わいをつくることです。
2つ目は、三田で活動する学生を増やし、まちの盛り上げ活動や課題解決が行われること。
3つ目は、学生に三田のまちや住民と関わる楽しさを体験してもらうことです。
私も三田での活動や、地域住民との関わりをキッカケに、西宮から三田に移住して、起業しました。
三田との関わりを楽しむ学生が増えれば、自然とまちで活躍する若者や事業家の増加にも繋がります

コロナ禍での起業

大学卒業と同時にコロナショックが来て、それでも、なんとか起業に挑戦。まずは1年間、生き残れてよかったです。
たくさん悩み、しんどい時もありました。ずっと何かのストレスを抱えていました。自分で選んだ進路ではありますが毎日が、努力と挑戦の積み重ねで、こんなにも大変なのかと、実感する1年でした。その分だけ、成長して、できることが増え、誰かに喜んでもらえる嬉しさを感じました。

社会人2年目の意気込み

社会人2年目は、もっと誰かに貢献できるようになりたいです。また、メンバーや周囲への感謝を忘れないように気をつけたいです。
周りの人の温かさや支えに、慣れてしまい、当たり前だと感じてしまいそうになります。これは、本当に怖いことで、そんな自分と真摯に向き合っていきます。

個人的な目標

毎日の幸せを、ちゃんと実感することです。
人生は、今この瞬間の繰り返しであって、今ある幸せを感じることができなければ、いつかの幸せが訪れることはありません。
若い分、自分の力不足を感じやすく、いま努力して、頑張って我慢すれば、幸せな未来が訪れると考えてしまう。
でも、そうではなくて、今この瞬間こそ、大切に生きていきたい。日常生活に溢れる「日々の幸せ」や「小さな幸せ」を見逃さないように。
常に何かが足りないという思考ではなく、溢れる「有り難い」ことに目を向けたい。
社会人1年目はたくさん迷ったからこそ、社会人2年目は原点に立ち返る年にします。
相変わらず、落ち着きが無い自分ですが、これからも、よろしくお願いします。

さいごに

クライアント様や仕事で関る方に対して、興味を持つと「質問攻めにしちゃうんです」と諸富さん。仕事に対しして誰よりも熱く、プロジェクトを進めていく上での勢いは人一倍。
その反面、注意散漫で掃除ができなかったり。。。その分、仲間が補ってくれているんですと、照れながら話す。

そんな諸富さんについて、「意外と抜けている。忘れ物が多いし、むしろ、普通の人より抜けているかも(笑)!人間味が溢れている感じです」とスタジオ MOVE DOORメンバーの高橋圭司さん。

学生時代からまちづくりや、様々なイベントを通して、多くの大人の方と出会い、いろんな生き方考え方を学ばせていただき、働き方って自由なんだと思う事ができた。そして、自分は「信頼できる仲間とワクワクする目標を追いかけ続けたい」と強く思った。

スタジオ MOVE DOORのメンバーは、そんな諸富さんの熱い想いに動かされ、学生時代から様々なプロジェクトを一緒に乗り越えてきた信頼できる仲間たち。

お互いが、できない事を補足しあっているチームなんで、尊敬しあい、フラットに仕事できていると思っていますと話す。

彼の、彼らの「ワクワクする目標」が、三田のまちを、日本を「ワクワク」させてくれる。そんな日も遠くないのでは。今後の活躍に注目です!

Infomation
店舗名スタジオ MOVE DOOR
住所兵庫県三田市中町7-39
営業時間8:00〜20:00
お電話番号080-4828-9250
公式HPhttps://movedoor.jp